ズボラ女子でもできちゃう家計簿の書き方4ステップで紹介

家計のやりくりが苦手、節約しているのに貯金も増えない、将来の不安もつ募るばかり・・。そんな悩みを抱えている女性は多いはず!

ファイナンシャルプランナーの資格を持った筆者が、ズボラ女子でもできちゃう家計簿を4ステップで紹介とお金を増やす方法を4選紹介します。

ズボラ女子でもできちゃう家計簿の作り方

 

自分の支出を管理する

家計簿の目的は、主に自分の収入と支出のバランスを把握することが大切です。 節約をすることに意識を向けることも必要ですが、「買わなくてもよかったのに」と思うものや「何に使ったかわからない支出(使途不明金)」をチェックする習慣をつけるだけで、お金の動きが見えてきます。「コンビニでのご褒美買い」「セールだから(結果着ない服を)何着も買う」それだけでも無駄使いが少なくなり、貯金はできます。自分のお金の動きを把握するための家計簿を作りましょう。

家計簿の項目は2つに絞る

家計簿が一番続かない理由として、項目を細かくしすぎることで手間が多くなるということがあります。提案としては、思い切って家計簿の項目は食費食費じゃないかの二択だけにしましょう! 少し物足りないと感じる方は、食費じゃない方を日用品か趣味や交際費など、1か月の中で支出が目立ちそうな項目に分けてもO.K!

書くときは下2桁は四捨五入

家計簿が続かない理由に「細かい数字が合わなくてイライラする」が上位に位置します。 細かいことを気に留めることがストレスに繋がりやすいズボラ女子の皆さんへは、ざっくりで計算をすることをオススメします。計算が面倒な場合は全部繰り上げています。 おおよその予算があっておおよその支出がわかれば、家計簿は成功です。 家計簿を作る目的は数字をキレイに揃えることではなく、あなたの収支バランスをみることであることをお忘れなく!

家計簿は手書きとアプリを活用

今は、ダイソーやセリアなどで家計簿手帳が安く手に入りますし、無料のアプリもあるのでご自身が管理しやすい方法で家計簿をつけていくことをオススメします。アプリを使えば細かい数字の管理やすぐにグラフ化にしやすいところがメリットと言えますし、手帳は手書きをすることで出費を見直したり反省したりする機会ができたりと日記をつけるように書き込めるのではないでしょうか。 双方にメリット・デメリットがあるので、両方で管理してもいいでしょう。

ご自身が【気軽に】【手軽に】管理できる方を選ぶことがポイント!何に出費を充てているか、無駄使いをしていないかを手軽にチェックできる環境を作ってあげることで、節約する意識もなく、食費を削って節約しないと…と、考える必要もなくなります。お金の支出を見える化するだけで、意外と貯金が増えてくることが目に見えてくるでしょう。   

ズボラ女子でもできちゃう資産の増やし方

家計簿で自身の支出が管理できるようになってくると、お金の動きが見えてきます。

今度はズボラ女子でもできちゃう貯金を増やす方法を3選紹介します。

貯めるには先取り貯金

  みなさんは、生活費や固定費の支払い、趣味・娯楽費としてお金を使ってから、月末の余った分を貯蓄へ回そう!と考える方が多いのではないでしょうか?残念ながら、それでは貯金は一方に貯まりません。

 貯金と節約上手な人は給料を受け取って、すぐにすることが「先取り貯金」です。

先取り貯金とは、毎月の収入から一定額を先に貯蓄へ回す方法のことで、あらかじめ決めた金額を先取りし、残りの金額で1か月生活するようにお金をやりくりすることで、上手な節約・貯金につながっていきます。

先取り貯金の金額目安は?

先取り貯金で貯蓄に回す金額は、ご自身の環境で変わります。

以下を参考にしてください。

  • 独身で一人暮らし:10〜30%
  • 独身で実家暮らし:20〜40%
  • 子供がいる共働き世帯:10〜20%
  • 子供がいない共働き世帯:20〜30%
  • 自営業など:10〜30%

たとえば、独身で一人暮らしで毎月の手取り額が20万円の場合であれば、2〜6万円を先取り貯金で貯蓄に回すことになります。

ただし、貯金を優先するあまり、今の生活が苦しくなってしまっては元も子もありません。

無理のない範囲で続けられる金額を設定しましょう。

先取り貯金には自動化がオススメ!

ズボラ女子の皆さんには、「自動で」「簡単に」「崩せない場所」に貯金できる場所で先取り貯金を行いましょう。「手動で」「崩せる場所」に置いておくと、気軽に貯金を崩してしまい、全然貯まらないという事態が発生するからです。先取り貯金を成功させるには仕組みづくりも大切です。

オススメする場所は4つあります。

積立定期預金

給料が振り込まれる当日や翌日に決まった金額を振替えることができのが銀行の積立定期預金です。日にちを設定をすることで、自動的に先取り貯金が出来るので、ご自身の1か月に使える金額が決まってくるので預貯金や節約を気にする負担もなくなります。

財形貯蓄

こちらも毎月の給与から自動的に天引きされるので簡単に忘れることなく先取り貯金を始めることができるのが、財形貯蓄です。定期預金と違うのは、「財形住宅貯蓄」や「財形年金貯蓄」といった使用目的が決まっていることです。こちらは、550万円まで非課税(通常は利息に約20%の税金がかかる)というメリットもあります。注意点としては、会社に財形貯蓄の制度がないと活用することができない点です。積み立てたお金を払いだす時にも手続きが必要となるので、その手間は嫌なはず!!その結果、浪費して失敗するということが起きにくくなります。

積立保険

貯蓄性の高い積立保険も先取り貯金として利用することも1つの手段でしょう。毎月自動的に保険料が引き落とされるのでこちらも忘れる心配なく貯めることができます。

 生命保険料控除によって、所得税や住民税が安くなることや契約する保険内容によっては預金よりも高い利率を期待することもできる商品もあります。なにより、お金を崩すには保険を解約する必要があります。また、早期解約は損をするのでお金を崩すハードルも上がるという、多くの手間があるため、お金を崩す機会はほぼないのではないでしょうか。

つみたてNISA

貯金ではなく投資というかたちになりますが、つみたてNISAも活用できます。つみたてNISAとは、日本在住で20歳以上の方を対象に、年間40万円までの非課税投資枠で購入した投資信託等から得られた譲渡益、分配金・配当金の税金が非課税となる制度です。(金融庁参照

 毎月の積立額を設定したら自動的に選択した投資信託を購入してくれるので貯蓄していくことができます。お金を引き出すには投資信託の売却し払い出しという手順を取る必要があるので、こちらも貯まったお金を崩すには手間がかかります。ただし、【投資】なので元本割れのリスクがあることに注意が必要です。

意外と見落としがちなサブスクリプション

 不定期に発生する大きな支出にも計画的に準備しておくことをオススメします。例えば、年に1回支払いをする自動車税や自動車保険料、今ではサブスクリプションを年払いしている方もいらっしゃると思いますので、その対策もコツコツとしておくとよいでしょう。

手軽に出来るお金を増やす方法はポイ活と運用

 キャッシュレス化が進み、私たちの生活スタイルは大きく変わってきました。支払いを電子マネーやクレジットカードに付くポイントを活用をすることは現代では節約するためには必須ともいえるでしょう。更に、ポイントサイトで案件をクリアするとポイントが獲得でき、貯めたポイントを現金や電子マネー、ギフト券などに交換できるサービスがあります。いわゆる≪ポイ活≫です。

今は、家賃や光熱費、通信費、生命保険料はクレジットカードで支払える企業が増えてきました。毎月確実に払わないといけないものは、ポイントやマイルが有利なクレジットカード決済にしておくことが賢明です。スーパーやコンビニでは店舗によってそれぞれの電子決済方法を持っているので、それを活用することも一つの手段です。クレジットカードであれば、今では多くの店舗での支払いが可能ですが、電子決済方法とのポイント還元率が違ったりすることもあります。

ご自身の生活スタイルやよく行くお店に合わせて、電子決済を使うかクレジットカードで統一して支払いをするかを決めてポイントを上手く活用しましょう。ポイントは現金同様として1円単位まで支払いできることもメリットと言えるでしょう。ポイントでの商品を買えるようになるだけでも十分節約につながります。

 注意点としは、一定期間でポイントが無効になるものもあります。コツコツ貯めていたものが知らない間に無くなっていたということがないように管理をすることもポイ活を行うことでは必要です。

 また、ポイントサイトを活用するためには、毎日ログインすることや友達紹介で効率よく稼ぐなど、コツを掴むと手っ取り早く稼げるところも魅力ですね!ただし、大金を稼げるわけではなく換金までに時間がかかることがデメリットとしてあげられますが、リスクが少なく場所や時間を選ばないこともメリットとして挙げられるでしょう。

まとめ

ズボラ女子でもできちゃう家計簿を4ステップと資産を増やす方法を3選で紹介しました。

貯金は、単純に【収入-支出の余剰分】によって生まれてきます。つまり、支出をコントロールすることができれば、自然と貯金額が増えて資産形成に繋げることができるようになります。お金を【貯める・増やす】ためには、まずは日々の買い物や支払い方法など、お金の使い方を見直していくことが一番重要なのです。そのためには家計簿管理は必須と言えるでしょう。

貯金が貯まった実感がわいて来たら、次は資産運用に充てていきましょう。低金利の時代、ただ銀行の口座に眠らせておくのはもったいないものです。将来への備えやリスク少なく資産を作るための準備をしていきましょう。貯蓄や投資に回すことで資産形成が作られます。この資産が活きてくることで、将来への備えになるでしょう。

 

コメント

タイトルとURLをコピーしました